柔道の階級の分け方は正解でした

日本で生まれた柔道が国際的に競技として認められオリンピックでも正式種目になっています。オリンピックではボクシングやレスリングと同じように体重別の階級の分け方により競技が行われ順位が決められています。オリンピックの正式種目になる以前は重量別という分け方が無く日本の相撲競技と一緒で体重に関係なく競技は行われていました。

 

特に多彩な技が有る柔道には相手の力を利用して相手を投げ飛ばす技もあり、柔道ファンの中には体重の軽い小さい選手が体重の重たい大きな選手を投げ飛ばす事に魅力を感じるファンが沢山いたのです。

 

その様なシーンを画いた柔道漫画にある通りのことが実際の競技会で起こっていたのです。しかしながら諸外国で柔道が普及し国際大会が開かれ、体重のある大型選手が活躍し始めますと、ボクシングやレスリングの様に体重別に階級の分け方を行った方がより公平である意見が多数を占めるようになりました。

 

選手サイドも自分の体重をコントロールするようになり、場合によっては減量で体重を絞り下の階級で出場してメダルのチャンスの確率を上げる選手もいるのです。現在では多くのファンに体重別の階級の分け方が違和感なく受け入れられています。

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