桜えびの旬の時期はいつ頃?

桜えびは体長4cm前後のえびで、可愛らしいピンク色をしています。長いヒゲが特徴で、生きている時は透明に透き通っています。そのため、海の中でキラキラと輝いて見えることから、海の宝石と呼ばれることもあります。

 

桜えびは駿河湾相模湾東京湾に生息していますが、日本で漁獲対象となっているのは駿河湾だけだとか。そして、漁業権を持っているのは静岡県の由比港と大井川港だけらしいので、日本国内の水揚げは100%静岡県産なのかな?また、海外では台湾の沖合でも生息が確認されています。


桜えびの旬の時期は、1年に2回あります。3月の終わりから6月初めにかけての春漁と10月の終わりから12月の終わりにかけての秋漁です。そのため春と秋に旬の時期があります。桜えびの産卵の時期は主に夏で、5月から10月にかけて行なわれます。

 

その中でも6月から8月にかけてが最盛期となります。以前は一年中漁をしていましたが、資源保護の観点から年に2回に規制されるようになりました。桜えびというと乾燥されたものをイメージする人も多いと思いますが、旬の時期には漁港などで生のものを食べられることもあります。ただし、甲殻類の中でも鮮度が落ちやすいとして有名です。

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